2024.8.24
教える経験の蓄積
2024.8.24
教える経験の蓄積
(父は実験台?)
日に日に息子との差が開きつつあるので、今日は息子のレッスンを見学するのではなく、同時にわたくし父も横でレッスンを受けました。息子が小学校にあがってからというもの、息子を優先してきました。インドアでのプライベートレッスンは1年ほどお休みに。それもあってか、今は息子からレッスンを受ける程までに差がついております。練習量はほぼ同じなんですけども。
アーリーリリース、ハンドバック... 先月の親子ラウンドレッスンでも、そこが浮き彫りに。1年間独自に取り組んできたので、知らず知らずの間にゴルフを始めたての悪い癖が出てきたり、新たな課題が生じておりました。自分では気づきません。
本日、髙瀬先生から、インパクトにかけての手・腕の動きについてアドバイスをいただいたところ、一瞬で私が理想としているインパクトの形が出来上がりました。もちろん、完全なフルスイングで同じ動きをするためには反復練習が必要です。ただYouTubeなどで動画を見ながら自分一人で頑張ってもどうにもならないことが、本質的なところを掴んでいただいて、それを動作に落とし込んでいただける。さすがプロだなと思いました。課題の課題といいますか、根本的な課題がどこにあるのかを発見することは自分自身では難しいし、あらゆるゴルファーのスイングを直接観察し対応された人でないと、仮に発見できたとしても改善にはつながらなのではないかと。いくら知識を詰め込んでも全くとまではいいませんが、指導経験なしには意味ないなと感じた次第です。
一方、隣で鶴見先生のレッスンを受けている息子。先生とのやりとりが否が応でも耳に入ってきてしまいます。結構、褒められている。息子も気分を良くしている。でも開始5分も経過すると、そのやりとりは私の意識から外れて、自分自身のスイングづくりに没頭。あっという間に時間が過ぎ去っていく。息子が何を課題として指摘されたのか、全く分かりません。それどころではないのです。
ということで、レッスン終了後に教えていただき、また息子のスイングに先生が解説をつけた動画を6本いただきましたので、それを何度も見返して、明日以降取り組みたいと考えております。
私のスイング動画を息子に見せると、「いいじゃん!」と。「なんで良くなったの?」と聞かれたので、先生からいただいたアドバイスを伝えました。「なるほど。そういうことか!」と納得した息子。教える技を学んだ様子でもありました。「こう教えればいいんだ」と。今日得られた感覚を忘れないように、ラウンドを少し控えて私も練習に励みたいと思います。
親子で同時にインドアでレッスンを受けるのは1年以上してきませんでした。久しぶりに同時受講してみて、レベルは違えど、親子で同じことに取り組むのも楽しいなと感じました。それに、安易に息子のスイングにダメだしなんか出来ないなとも感じました。パパが出来ないのに、偉そうに、という以前に、教えた経験がゼロの私の一言で、息子の感覚を潰してしまうことになりかねない。表面的にはちょっとしたアドバイスにみえても、スイングのタイプや質を大きく変えることもありうる。それがポジティブに効いたのが、今日の私であるわけでして。
私は黙る。長年息子のスイングを父並みに見てこられた先生の解説付き動画に息子は何度も触れ考えて取り組む。そして私も先生のアドバイスを踏まえて練習する。加えて、息子からのレッスンを参考までに聞く。父を実験台にして、教え方を一つ学んだ息子ですから。