2024.7.4
親がジュニアクラブを使う?
2024.7.4
親がジュニアクラブを使う?
(氷でグルグル巻き)
今日は息子の学校が休みだったので本コースに行ってきました。今年に入って体感的には一番暑かったです。今年初の氷のうを準備してのラウンドでした。屋根のないレンジ、陽射しが容赦なく照りつけるパッティンググリーンとアプローチエリアで時間を過ごして父は疲れ果てました。日よけのためにハットを被りたいのですが似合わず、キャップに。身体が火照って、1番ホールのティーグランドで既に力が抜けている。中休憩でレストランのチーフからは、「お子様と一緒に何度もラウンドされ続けている親御さんはほとんどいらっしゃらないです。...暑いですので身体に気をつけてください」と息子ではなく私を心配されている。
先日ようやくウェッジが手元に届きまして、50度、56度、60度のウェッジが再び揃いました。私のクラブセッティングの話です。息子のクラブセッティングについて悩みは尽きません。私も別の理由でセッティングに悩み、なかなか定まりません。スコアを優先するか、手にしていてテンションが上がることを優先するか。両者のバランスが良いセッティングは見つかりません。今は、かなりテンションに振っている感じがします。
親の好みは子どものクラブセッティングにも多少なりとも影響を与えています。今のところ、スイングづくりに適したクラブに落ち着いていますが(特にヘッドスピード)、ローバウンスの60度ウェッジやクラシックなL字に親の好みが表れていますし、今後変更するであろう打感やシェイプの良さ(好み)を従えたアイアンに反映されることでしょう。今日のラウンドでは、私のノーメッキウェッジを見て、「またノーメッキ使いたいよ」と息子。私「スピンとか打感とかメッキと変わらないよ。軽くなるからノーメッキ」と賢人の言葉をそのまま返すと、息子「格好いいじゃん」と。完全に影響を受けております。力量のないゴルファーの影響を受けてしまって本当に可哀想です。
ただメリットもあります。親が下手くそなので、高みを目指しながらスイングづくりに最も適したクラブは何かとか、微々たるものですが技量の向上に応じて何を優先するかとか、代理学習としてあれやこれや息子に変わって言語化できます。周りの賢人たちからは、息子と私、二人のクラブセッティングについて意見をもらえます。息子だけですと、その意見は半分になってしまいます。要するに、学ぶ機会が倍になっている。と思いたい。さらに学びと言えば、あらゆるジュニアクラブを手にしてきた私からすると、父の私がジュニアクラブでスイングづくりをするというスタイルも無きにしも非ず。設計コンセプトは大人物とは違って、飛距離とか、球が止まる、とかではなく、身体に負担がかかりづらく、スイングづくりに特化した設計コンセプトのジュニアクラブがあります。推薦身長が170センチ以上、というものがあれば、ぜひ使いたい。
スコアよりスイングづくり。二つを高度に満たしているのが理想です。ただ勝ちたい試合が控えていると、どうしても親子二人でスコアに振ったクラブセッティングを求めてしまいます。端から見たら、単にジュニアの試合でしょ、と思われるかもしれませんが、本人がプロを目指しているわけではないので、目の前のジュニアの試合が本番なのです。これが最後の試合になる可能性もある。なんらかの目的の手段とか通過点とかではなく、その試合そのものが本番。でもその次の試合にも勝ちたい。その次ぎも... というわけでスイングづくりに適したクラブとなるわけです。親のクラブセッティングよりも遙かに悩みは尽きません。