2024.6.16
親と子の関係
2024.6.16
親と子の関係
(息子のボールは端まで下り続ける)
本日、息子は、昨年12月以来、半年ぶりのジュニアさんとのラウンドでした。その半年前と同じく、親子2ペアで、真剣勝負? KTGAのラウンドレッスンでは中学生や高校生とラウンドしておりますが、この半年間、義理の父や大人とのラウンドを除いて全て私と二人でコースを回ってきました。息子と私、めちゃくちゃ上手くなったんじゃないかなと思っていたのですが、今日のラウンドでそれが勘違いであることが明らかに。パパ同士も、圧倒的な差となりました。まぁ、ハンディなしで勝負すること自体、失礼なわけですけども。
二人だけで回っていると、息子がミスショットすると私の表情が険しくなるのですが、他の方がいらっしゃると、そこは自制が働きまして笑顔が浮かびます。息子は次のショットをリラックスしながら放ち、ミスが多少軽減されていく。最初はドライバーがダフる有様でしたが、最後のドライバーショットはとても良かったです。メンタルというか気分というか、気持ちの持ちようというか、ゴルフにおいてとても大事な要素なんだなと痛感しました。私はというと、ウッドを使わない方がスコアが良いのではと思うほどの有様(アイアンでも変わらないかも)。調子云々ではなく、技量が足りなすぎる。100切りもままならない。
それにしても上手い。お兄さんもパパさんも。今日のコースセッティングはレギュラーもフロントもほとんど同じ距離でした。お兄さんは、150ヤード以上あるパー3、しかもパパさん曰くポテトチップスのような形状のグリーンに、高い弾道でオンしていました。息子はペラペラと右の方に... 私は完璧だと確信したショットだったのにグリーン手前のバンカーに目玉ツキで... アウト最終ホールでお兄さんは、これまたポテトチップスの端っこに設定されたピンにパッティング、綺麗な転がりで吸い込まれるように沈めておりました。
二人だけでラウンドしててもダメだなと。色々と発見がありました。ただ、半年前も感じたのですが、お上手な年上のジュニアさんやその親御さんとゴルフをすると、私たちは学びがある一方で、お相手に提供できるものが何もありません。
帰りのクルマのなかで息子は、「パパ “も” 練習不足」と指摘しながら、「トップの位置がダメ」「左肘が曲がってる」「インパクトの時に頭が浮いてる」「ボールを見ながらちゃんと打って。すぐに前を向かないで」etc 逆に、私からは息子にアドバイスできず。「もっと丁寧にアドレスした方が良い」ということぐらいでしょうか。現在息子が修正中の、バックスイングをインに上げすぎない、という点は少しずつではありますが形になってきたようです。アウト過ぎかもと思うことも無きにしも非ず。
ラウンド中にお父様から学べるお兄さんは羨ましいなと感じる一方で、うちの息子は可哀想だなと思いました。でも救いはあります(と思いたい)。今週、Pinehurst No. 2. で開かれているU.S. Open。そこでの、ある親子の一コマ。Tiger Woodsプロと息子Charlie Woodsさん*1。あのTigerだって息子からアドバイス受けてるじゃんと。もちろん、Tiger WoodsプロがCharlieさんを教えているシーンが沢山あるわけで... これでは救いがありません。
*1 Twitter; Golf Channel,2023.6.13. お父様のパッティングを後ろから眺めている息子さん。何処と無く、お父様にアドバイスを送っているように感じます。いい写真です。