2024.3.19
親ではなくAI
2024.3.19
親ではなくAI
(打席の広告が鼓舞する)
本日は火曜日恒例の運動教室からの練習場。運動後なので息子はさすがに疲れておりました。いつものことですけど。1打席を2人で共有し、私から練習開始。新アイアンは寛容性が高く、ゆったり振っても、高さが出る。息子が後ろで見守るなかで気分良くバンバン振っていたところ、隣打席にいらしたマダムがこちらに近づいてこられました。スイングを誉められるのかなと思っていたところ、マダム「こちらの打席を使ってください」と。予想だにしないお言葉で、戸惑う私。少し間を空けて丁重にお断りすると、「今日はなんだか身体の調子が悪いのです。まだ30分ほど時間ありますからぜひ使ってください」と言ってクラブを片付け始めるマダム。
何度も頭を下げて御礼をした後、図々しく、優雅に2打席使って親子で打ち込み。ただ振っていて、「本当にマダムは体調が悪いのだろうか」との考えが強くなり、だんだん集中力が切れていく私。息子はマダムに見せつけるかのようにスイング。比較されるので2打席並んで打つのは避けたいなと思ったり。それに、父のせいで息子が練習できないのを見かねて声をかけていただいたのかなとも感じて、1打席であっても父は打たない方が良いのかなとも。
その場でChatGPTを開き、「親子でレンジ練習場でゴルフの練習をするのはダメですか」と聞いてみたところ、次のような答えが返ってきました*1。「親子でレンジ練習場でゴルフの練習をすることは、一般的に問題ありません。実際、多くの親子が一緒にレンジで練習を楽しんでいます。親子でのゴルフ練習は、スポーツを通じて親子関係を強め、楽しい時間を共有する良い機会となります」。ゴルフという文脈で私が息子に一方的に抱いているだけかもしれないライバル意識が親子の絆を強めることに寄与すると良いのですが。
*1 ちなみに、ChatGPTで「ゴルフが上手くなるために一番大事なものはなんですか」と聞くと、「ゴルフが上手くなるために一番大事なものは、“継続的な練習と情熱”です」との答え。情熱。話は脱線しますが、AIに代表される(一部?)Computer Scienceについて造詣が深いアスリートが当該スポーツの分野を根底から変える人になりうるんじゃないかと考えています。スポーツではありませんが、例えば将棋の世界における、AI 対 人間、という話ではなくて、藤井聡太さんのようにコンピューターにも詳しく親和性の高い棋士がどんどん強くなるという話。ゴルフに話を戻すと、再現性の高さの極致であるスイングロボットに人間は勝てないけど、そのロボットから何か学ぶとか、それを動かす司令塔から示唆をもらうとか、ロボットに自分の考えを表現させるとか、AIをアスリートとしての身体拡張に使うとか。ゴルフの教材を全部読み込ませて、それをベースに単にゴルフの個別教育にAIを使うという話ではなく。情熱は身近な人と育むものですかね、AIではなく。