2024.3.15
平日もコースに出る
2024.3.15
平日もコースに出る
(狭いグリーン)
最近、文章が長すぎる傾向にあるので、コンパクトに。昨日は久しぶりにホームコースで薄暮・ナイターラウンドをしました。風邪で1週間空いてしまい、息子のボールは右へと左へと散りました。私と比べると、まとまっていましたけども。私は、寛容性の高い新アイアンを投入しました。これで勝てるぞと。それでも息子と勝負になりません。もはや道具に頼ってもどうにもならない。見た目と打感を優先して、マッスルバックに戻そうかなと思います。
1週間外でボールを打っていなかったので、レンジに行くかコースに出るか、息子に尋ねたところ、コースがいいと。なんで、と聞くと、「ゴルフはコースでやるもの。平らなところで振ったって上手くならない。家で素振りをすればいい」。大人になりました。お金がかかります…
そう考える背景には、単調な練習よりも自然のなかでのゴルフが楽しい、それに超一流プロの幼少期の動画や記事を私が見ているのを横で眺めていることもあるでしょう。例えば、アマ優勝のNick Dunlapプロは家の前がコースだった。PGAの公式ウェブサイトには次のような説明があります*1。「Dunlapファミリーは、Greystoneの6番ホールから100ヤードほどのところに住んでいた。夕方、Dunlapはフェアウェイに向かいウェッジを打っていた」。また、Collin Morikawaプロは家からクルマで5分のところにホームコースがあったそうです*2。10ホールという珍しいコースで、学校が終わったらそこで腕を磨いた。
コースの内や近くに家があったりと、そうした環境で育ったプロがアメリカやイギリスでは多い印象です。コース隣接の家は日本にもありますがその数は極めて少ないです。コースの近く、といことでしたら選択肢が沢山あります。松山英樹プロのように、せめて週末だけはホームコースで腕を磨く、というジュニア時代を過ごしたプロが多いのかなとも思います*3。
我々親子だと東宝調布。ナイター設備があるので、コースだけでなくアプローチ練習も思う存分できる。日によって使用グリーンが異なり、狭く、磨かれるショット力。行き帰りと、高速は混まない時間帯なのですが、それでも30分かかります。クルマでドリルしたり、iPadでプログラミングしたりと無駄にはなっていなくても、やはり家から近いことに超したことはありません。今より良い環境を、ということになると、コース内に家を買う以外、私の頭にはベストな選択肢がありません。理想は、18ホール全体にもナイター設備があって、カートでコースに出られるような家。
息子はCollin Morikawaプロの動画を改めて見返して、「あのTESLAいいな。Model Sか。 やっぱりElon Musk(さん)はすごい。Collin(さん)も乗ってるじゃん」と。Collin Morikawaプロのスイングに目がいかない息子。動画では、Model Sのハンドルを握り、かつてのホームコースChevy Chase Country Clubに向かっているCollin Morikawaプロのお姿。我がトヨタ車のなかでは、STEAM教育じゃなくて、ゴルフ関連動画を見させようかと思ったり。せめて歩ける範囲にコースがあると良いのですが。
*1 Paul Hodowanic, “Inside the rise of Nick Dunlap,” PGA TOUR. 原文はこちら。"Dunlap’s family lived about 100 yards from the sixth hole at Greystone, a long, uphill par 5. In the evenings, Dunlap would go to the fairway and hit wedges"
*2 “The Life: Collin Morikawa | PGA TOUR Originals.” YouTube; PGA TOUR, 2022.5.4. 狭いドライビングレンジでの練習方法も勉強になります。"Tiger Woods' Nine Windows"。ホームコースの詳細な様子は、こちらから。 “Will Collin Morikawa Even Recognize His Childhood Golf Course?,” YouTube;Skratch, 2020.4 22. 6歳からCollin Morikawaプロを指導するRick Sessinghausプロとの良好な関係が伝わってきます。外の師匠。