2024.2.15
6-Under Boys/Girls Division, IMG Academy Junior World Golf Championships
2024.2.15
6-Under Boys/Girls Division, IMG Academy Junior World Golf Championships
(父のドライバーを手に)
今日で息子は7歳。誕生日ラウンドとして、台北市中心部から一番近いゴルフ場で知人と家族ラウンドしました。北投國華高爾夫俱樂部*1。こちらのゴルフ場も日本と縁がありまして、コースを設計したのが阿部桓雄さん*2。インターネットで調べても北投國華高爾夫俱樂部の設計者ということ以外にあまり情報が見つからないので、日本に帰ったら文献をあたってみようかなと思います。時間があったら現地でフィールドワークしたいですけども。阿部桓雄さんはコースを仕上げるために3年間台湾に住まれていたそうです。ゴルフ場の近くにはこちらも日本と縁が深い北投温泉があります。
こちらのゴルフ場もスループレーのみ。元祖ダイナミックゴールドをスループレーで何日も振り続けていると、流石に重くて最終日の今日は(も?)振り切れず。もともと振り切れていない上に、さらに振り切れず、ボールが上がらない… 身体のことを考えても、アイアンは軽量カーボンに戻します。息子と少しでも長くラウンドするために。
連日のスループレーで思い出したのは、息子が昨年7月の世界ジュニアで試合初日から、タイトリスト718AP2が芯を捉えていないなと感じていて、それが3日間続いてしまったこと。練習ラウンドをかなり詰め込みまして、そちらもスループレー。しかも猛暑。練習ラウンドではカートも使いましたが、1日2ラウンドを3日間休みなしでスループレー。そして迎えた試合。U6はカートなし。歩きでスループレーという経験を日本でしていなかったのでそれも身体にこたえたのかと。しかも重たいクラブ。
今年はU6カテゴリーで試合が開催されないそうです。昨年はU6に参加していた複数の?ジュニアが熱中症になり(うちの息子も、初日の同伴者も熱中症まではいかなくても体温が下がらず火照りまくり)、2日目がハーフラウンドとなりました。開催者のスタッフの判断は早かったです。中止になるんじゃないかなと思ったぐらい。今年開催されない背景のひとつにこれがあるのかなと思います。これまでこのカテゴリーで優勝、シードをとった先輩方、また昨年同じカテゴリーのGirlsで優勝、シードをとられたお2人も慣れないこの暑さとスループレーのなかで結果を出された。親として無知さを痛感し、ご本人のみならず親御さんにも頭が下がります。
海外ではスループレーが基本ということなので、初めての経験として海外で試合を控えているジュニアの方々はせめて渡航前にスループレーを連日で行って準備した方が良いかと思います。現地で慣れても疲れるだけですので。
*1 北投國華高爾夫俱樂部. 本クラブには “Junior Golf Member Program”があるそうで、テストを受けて基準を満たすと、ジュニアメンバーになれて安く回れたり、ラウンドレッスンを受けられるみたいです。IMGA世界ジュニアやUSKIDSローカルツアー・世界大会など、海外の試合に出ているジュニアも育てているとのこと。感覚論になりますが、ゴルフ以外の分野同様、若者の海外志向が極めて強い印象です。
*2 “北投國華高爾夫俱樂部, ” GOLFERTOUR; 高富網.