2024.12.11
学生、息子、そして私
2024.12.11
学生、息子、そして私
(記念にSONICのヘッドカバーを購入)
本日、初めての練習場に行きました。東神奈川ゴルフジョイ。先月末から私が顧問(部長)をつとめるゴルフ部の練習拠点です。長らくここで日々の練習をしてきたそうです。ただ今月30日をもって練習場が閉鎖。今までお世話になったお礼の挨拶も兼ねて伺いました。週2日、毎回7打席ほど用意していただけるなんて本当に頭が下がります。
大学は2キャンパスで、私の教育実践の場は都会のど真ん中にあります。もう一つのキャンパスは横浜。キャプテンが都心の練習場と交渉中。そこはわたくし大人の力も必要でしょう。練習場にとって、部活の場として打席を提供するのにはメリットが少ないのが現状です。夕方すぎ、都内のどの練習場に行ってもほぼ満席。待ち時間が発生しているところも多い。そこに学生割引をした上で連続打席を確保して提供。インドア施設も盛況です。薄暮・ナイターでラウンドできるゴルフ場が遠すぎる。芝で練習できる環境もなかなかありません。集団でトレーニングする場も大学内の他部と競合してしまう。
そうした物理的な環境に加えて、監督さんがいないのは体育会系の部としては大きな課題かと思います。技量向上のためのプログラムやトレーニングメニューの作成、日々のコーチング。私では限界があるというか、能力の問題でそもそも出来ません。顧問と監督は分業が必須。監督さんとしては、大学もしくは高校のゴルフ部で監督・コーチをされていた方や、学生時代に部活動でリーダーシップを発揮された方が理想です。そしてコーチとして、ジュニア指導経験のあるティーチングプロを迎え入れたい。年によって差はあれ、部員は30名ほど。初めてゴルフに触れる学生も多いので、そうした部員のニーズに対応できるサービスも求められる。資金があるなら自前とまではいかなくても貸切バスでの移動もできます。集団でゴルフに取り組む意義を実感できる場を用意してあげたい。
ゴルフに関しては、部の環境づくりをどうするか、頭のなかの大半を占めております。我が子は、多少の意図と偶然が重なって、他のジュニアゴルファーとあまり時間を共にしてきませんでした。週末のゴルフ場でのレッスンも年上のジュニアさん2,3人と、日々の練習やラウンドはほぼ私と一緒。トレーニングも私と。スクールに入って集団で取り組んだ経験が皆無です。これまで個として徹底してゴルフに向きあってきました。今日は10歳以上離れた大学生たちの真横で練習。私もクラブを用意しましたが、学生たちのヘッドスピードの速さを見ると振る気が起きず。ハエどころか蚊が止まるほど私は遅いので。一方息子は気にせず(気にして?)ドライバーを振りちぎる。恥ずかしいので部員たちとお別れしてから私は数球打ちました。
都内のキャンパス。その正門の横には芝が張り巡らされた広大なスペースがあります。程よく傾斜もある。ゴルファーからすると「こりゃいい練習できそうだな」と思うわけですが、いやいや、あり得ません。ある意味、神聖な場所。勝手に立ち入ることすら出来ませんから。