2023.12.27
ゴルフの神様
2023.12.27
ゴルフの神様
(息子愛用のウェッジをお腹にそえて)
週末通っているアプローチ練習場。そこにはなんと、“ゴルフの神様”がいらっしゃいまして、親子ゴルフの上達を見守っていただいております。神様の横にある説明文?には、「夢を育ててくれる神様」とあります。いつまで今のこの2人の時間が続くのか分かりませんが(例えば息子に「一緒にいるとテンポが崩れる」「下手すぎて恥ずかしくて一緒に回りたくない」などと言われる可能性もあります)、お互い歳をとっても技術の向上に努めながらも楽しく芝の上で過ごすことが夢、ということなりましょうか。ちなみに神様の右手にあるクラブはプロのものでして、ボールに何度も接触した部分は、まーるく錆びておりません。
この“ゴルフの神様”の説明文に気になる文言が。「コースで、この笑顔を思い出してゆったりと打ってみて下さい。いい成績が出るかもしれませんよ!」。そのなかの「ゆったりと」という言葉。深い意味が込められていそうですが、私のレベルで解釈すると、打ち急ぐな、ということかなと。
何度も訪れたこの場所で、突然なんでそんなことを考えたのかというと、本日も“ゴルフの神様”が見守るなかで親子でこんなやりとりを。息子「タメがない」、私「ダメ? 何がダメなの?」、息子「タメだよ。パパは打つのを急いでるの」。タメという言葉をどこで知ったのか、なんと私のスイングにはタメがないと言うのです。動画で見直してもその通りなのですが、本当に急ぎすぎ。アーリーリリース。
タメという言葉で思い出されるのは、かつてジャパンゴルフスクール練習場で、ゴルフ界の重鎮、小林法子プロが見守るなか、「息子さんのスイングは素晴らしい。自然なタメがある。誰かに教えられて身につけた感じがしない。いい癖だわ」と。やっぱりうちの息子は天才だなんて思いながら気分良く私もスイングをしていたら、「お父さんはタメがないわね。リズムが良くないわ。全体が良くない」と小林法子プロ。
おそらくこの日のやりとりを記憶していたのでしょう。今日の息子は小林法子プロになった気分で、私のスイングの悪いところを指摘。後ろから見守る神様も「ゆったりと」。この「ゆったりと」という言葉は、スイングのあらゆるところに向けられた言葉のように感じます。午後のショートコースでそれをいきなり実践してみましたが、ゆったりすぎて、ボールが全然飛ばず。もっと勉強しないといけなそうです。ゆったりと、と遅くを、勘違いしているかと思われ... それにしても、いい笑顔です、“ゴルフの神様”。